TRAVEL モロッコ


果てしなく砂、カラカラになる口。本物の砂漠は想像通りの世界。
(2012年5月 モロッコ メルズーガ)



世界遺産の小さな村は、荒野に浮かぶ摩天楼に見えてくる。
(2012年5月 モロッコ ワルザザート)



世界一巨大な迷路の街で、世界一夢中の街歩き。
(2012年5月 モロッコ フェズ)



遠い異国の存在すら知らなかった街。巨大な広場に着いたとたん一気に熱くなる。
(2012年5月 モロッコ マラケシュ)



いつかどこかで聞いた言葉は、異国情緒あふれる街の名として復活する。
(2012年5月 モロッコ カサブランカ)



模様の中の模様の中に模様。イスラム芸術の本領発揮。
(2012年5月 モロッコ メクネス)



早朝のひんやりとした砂。裸足になって奥にある昨日の温もりを見つける散歩。
(2012年5月 モロッコ メルズーガ)



屋台の前には客引きの関所がいくつもできあがり、通り抜けるのが一苦労。
(2012年5月 モロッコ マラケシュ)



ベールをかぶった門の向こう側。1杯のミントティーを飲みながら人々の生活を深読みする。
(2012年5月 モロッコ フェズ)



夕暮れに食べる夕食。1番おいしく見える時間。
(2012年5月 モロッコ ワルザザート)



息をのみ、のんだ息を深く吐く。そして一言、すごっ。
(2012年5月 モロッコ カサブランカ)



アフリカで1番美しいと言われる門を前に、2番目も気になってくる。
(2012年5月 モロッコ メクネス)



あてのない散歩は、帰る方向を失ってからがおもしろい。
(2012年5月 モロッコ マラケシュ)



砂漠も気楽に体験できる時代。お尻だけはラクダの上で過酷だけど。
(2012年5月 モロッコ メルズーガ)



この街で唯一規律を保っているのは白いアンテナ。
(2012年5月 モロッコ フェズ)



村の1番上から見下ろしてもファンタジー。
(2012年5月 モロッコ ワルザザート)



コブラ使いがいたり、見慣れない楽器を演奏していたり。共通するのは、みんな旅人の扱いがうますぎる。
(2012年5月 モロッコ マラケシュ)



マックとケンタッキーが並ぶ通り。グローバルは安心感を生む。
(2012年5月 モロッコ カサブランカ)



肌を刺す強烈な日差し、大きな広場でまずは日陰探し。
(2012年5月 モロッコ メクネス)



路地をまっすぐ歩いているだけで他人の家に入りこんでいる。忍び足で後ずさり。
(2012年5月 モロッコ フェズ)



谷に流れるのは森。遠くの街まで緑を運ぶ。
(2012年5月 モロッコ ワルザザート)



触角が突き出たカタツムリを楊枝で食べる。美味なのか罰ゲームなのか、エスカルゴ。
(2012年5月 モロッコ マラケシュ)



静寂の世界に跡を残すのは人と風。
(2012年5月 モロッコ メルズーガ)



電球の灯りは市場の活気をマイルドに沈めていく。
(2012年5月 モロッコ カサブランカ)



異教徒だから一生入れない部屋で、すき間から豪華絢爛。
(2012年5月 モロッコ フェズ)



住居にするか遺跡にするか、住人は残り数家族。
(2012年5月 モロッコ ワルザザート)



目指す場所はまだまだ遠い。心が折れたから引き返そう。
(2012年5月 モロッコ メクネス)



屋台からあふれる匂い。大道芸人の奇抜なショー。無意識に広場の真ん中。
(2012年5月 モロッコ マラケシュ)



あまりにも巨大すぎる門、猫の気持ちで扉ぎゅーっ。
(2012年5月 モロッコ カサブランカ)



静かな街はフライング気味に夕日色。
(2012年5月 モロッコ ワルザザート)



お酒は飲めない国だけど、紅茶で楽しい時間に酔える。っていうのも悪くない。
(2012年5月 モロッコ フェズ)



柔らかい大地へと変わる境界は突然とくっきりと。
(2012年5月 モロッコ メルズーガ)



モスクへと吸い込まれる祈りの時間。はじき出された観光客はほんのりさびし。
(2012年5月 モロッコ メクネス)



旅人は歩くのが仕事。車しか通らない道で絶景探し。
(2012年5月 モロッコ ワルザザート)



駅前は拍子抜けするほどのんびりした場所。安宿にカバンを置いて、まずはオープンカフェで一休み。
(2012年5月 モロッコ カサブランカ)



車が通れない。それだけで世の中ずいぶん平和。
(2012年5月 モロッコ フェズ)



未知の味と遭遇できるのが旅。甘いけどスパイシーなジンジャーティーはもう忘れられない。
(2012年5月 モロッコ マラケシュ)



小石はつま先に弾かれ飛んでいく。この景色を久しぶりに変えた人間かな。
(2012年5月 モロッコ ワルザザート)



黄色、ピンク、黄色、ピンク。車窓に流れるオセロ花。
(2012年5月 モロッコ メクネス)



美しい景色を眺めていたら、いつの間にかその一部になっている。
(2012年5月 モロッコ メルズーガ)



脳みそフニャフニャにしてから異文化にどっぷり潜入。
(2012年5月 モロッコ フェズ)



本物を知って謎がとける"こうのとり"。
(2012年5月 モロッコ ワルザザート)



新しいモスクは巨大なくせして繊細。現代の技術と大金があれば、かなわないものはない。
(2012年5月 モロッコ カサブランカ)



網の目に延びる小さな路地。車がない時代からの騒々しさは断然おもしろい。
(2012年5月 モロッコ マラケシュ)



雨上がり、大地の匂いで深呼吸。
(2012年5月 モロッコ ワルザザート)



ヒヅメの音は静かな路地をより静かにする。
(2012年5月 モロッコ メクネス)



すれ違いざまにニコッ。距離が近いと多くなる。
(2012年5月 モロッコ フェズ)



旅の始まりと終わりの駅は、ワクワクとさびしさの両方を知っている。
(2012年5月 モロッコ カサブランカ)



生まれてからずっと砂漠で過ごす。そりゃ砂漠が似合うよな。
(2012年5月 モロッコ メルズーガ)



この場で癒してくれるのは、涼しいテントではなく、おいしいミントティーでもなく、マイペースな白い猫。
(2012年5月 モロッコ ワルザザート)



家から聞こえる音。家から香る匂い。ずいぶん違う国にやって来た。
(2012年5月 モロッコ マラケシュ)



どこで寝たってフワフワ快眠できる。どこで寝たって満天の星が降ってくる。
(2012年5月 モロッコ メルズーガ)



暑いジメジメの国からやってくると、暑いのにサラサラで汗が1滴も出ないのは事件。
(2012年5月 モロッコ フェズ)



世界中に散らばる見たこともない景色を1つ追加。
(2012年5月 モロッコ ワルザザート)



やわらかい光に包まれた旧市街。まぶしい光を放つ新市街。はざまの横断歩道に立って、どっちも好きだよな。
(2012年5月 モロッコ カサブランカ)



昼下がりの市場は、いっせいにストライキ。
(2012年5月 モロッコ メクネス)



いつもの世界ってミニチュアかな。
(2012年5月 モロッコ メルズーガ)



人は規則正しく造り、自然は不規則に造りなおし。
(2012年5月 モロッコ ワルザザート)



電気を消しても、カーテンの隙間からにじみ出る。
(2012年5月 モロッコ フェズ)



学校を美しく装飾するから、次々連鎖する。
(2012年5月 モロッコ マラケシュ)



3歩進んで2歩下がる。調子に乗ると3歩進んで3歩下がる。砂山を登るのって想像以上に難しい。
(2012年5月 モロッコ メルズーガ)



どこにでもある個性のない景色。ただ、アザーンが街に響く時、強烈に個性を出してくる。
(2012年5月 モロッコ カサブランカ)



この景色に飽きるかな。確かめたいから住んでみたくなる。
(2012年5月 モロッコ ワルザザート)



観光客が来ない場所に日常。
(2012年5月 モロッコ フェズ)



昼下がりの猫は、人懐っこさ中断。
(2012年5月 モロッコ メクネス)



好奇心を生む門。くぐったら別の好奇心生む。
(2012年5月 モロッコ マラケシュ)



グーグルマップのオフライン機能で、蜃気楼の町にもダマされない。
(2012年5月 モロッコ メルズーガ)



一瞬で通り過ぎる町に見つけたのは、バラの香り。
(2012年5月 モロッコ ワルザザート)



この場所に訪れた偶然。この時間に訪れた偶然。すべてが偶然だな。
(2012年5月 モロッコ カサブランカ)



ブラックボックスが1つ開かれる。革製品は臭いがきつくて過酷な労働からできている。
(2012年5月 モロッコ マラケシュ)



せかせかの観光客へゆっくり道ゆずる。
(2012年5月 モロッコ ワルザザート)



大地からエネルギー、元気玉。
(2012年5月 モロッコ メルズーガ)



いつの間にか車窓には緑の大地と光る海。終点は近い。
(2012年5月 モロッコ メクネス)



新鮮な食材のためにニワトリはその場でさばく。もっともすぎてひと呼吸。
(2012年5月 モロッコ フェズ)



建物が夕暮れ色に染まる頃、街の勢いは情熱的へ。
(2012年5月 モロッコ マラケシュ)



過去ではなく未来の方へタイムトリップした姿。
(2012年5月 モロッコ ワルザザート)



夕暮れのぼんやりする時間は世界共通。
(2012年5月 モロッコ カサブランカ)



のんきでカワイイ顔が並ぶと、過酷な土地にも安心感。
(2012年5月 モロッコ メルズーガ)



お酒がない国で陽気になれるモロッコウイスキー、なんて呼ばれるただのティーは大量のミントと砂糖入り。
(2012年5月 モロッコ メクネス)



谷に流れるのは森。遠くの街まで緑を運ぶ。
(2012年5月 モロッコ ワルザザート)



モスク発見。そろそろ引き返すための目的地。
(2012年5月 モロッコ フェズ)



宿は近い。迷いの森から抜け出せた。
(2012年5月 モロッコ マラケシュ)



地球を直線だらけに変えたのが人。
(2012年5月 モロッコ メルズーガ)



遠い反対岸からやってきた。とうとう大陸の端に沈む夕日とご対面。
(2012年5月 モロッコ カサブランカ)



断崖絶壁の谷底にあるレストランはどの席も薄暗い。
(2012年5月 モロッコ ワルザザート)



ただの水飲み場を本気で装飾する。心まで潤すテクニック。
(2012年5月 モロッコ フェズ)



足跡が消える前に記憶へ移す。
(2012年5月 モロッコ メルズーガ)



民族衣装にゲゲゲの親近感。
(2012年5月 モロッコ マラケシュ)



昼の喧騒を閉じ込めた路地に響きわたるのは足音。
(2012年5月 モロッコ フェズ)



何の因果も存在しない。小さな粒は無秩序。
(2012年5月 モロッコ メルズーガ)



非日常を旅している向こう側は、ありふれた日常。
(2012年5月 モロッコ ワルザザート)




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