TRAVEL パキスタン


いくつもの山を抜けたどり着いたヒマラヤ奥地。フンザと呼ばれる地域は、まさに桃源郷シャングリラのモデルとなった場所。
(2005年5月 パキスタン カリマバード)



急坂を登っていると、平らで緑が広がる場所に出る。振り返ると、呼吸も忘れるウソみたいな時間。
(2005年5月 パキスタン ウルタルメドウ)



単純で些細な事が、簡単に心を揺らす場所。
(2005年5月 パキスタン パスー)



ここはナウシカの居た"風の谷"。らしいけど、そんなの関係無しに平和で美しい。
(2005年5月 パキスタン カリマバード)



地元の人にとったらなんとも無いんだろうけど、こっちは命がけ。
(2005年5月 パキスタン パスー)



辺りが闇に消えても夕日を浴びる。標高7800メートルの山は桁違い。
(2005年5月 パキスタン カリマバード)



標高8000mの山の頂きから目の前の2500mまで。畏怖も含まれるパスー氷河。
(2005年5月 パキスタン ユンズバレー)



危険をなくす事を大切にする社会。日本では正しくても、ここでは柵は似合わない。
(2005年5月 パキスタン ウルタルメドウ)



下調べゼロ、期待ゼロ、知識ゼロ。だから現れた姿に息をのむ。
(2005年5月 パキスタン ラホール)



外見だって中身だって共通点を見つけるのは難しい。だけどアウェーな感じがしないのは、みんなすごい親切だからかな。
(2005年5月 パキスタン ラーワルピンディー)



人口800人ほどの村は、みんな全員の顔がわかるそう。自分の国だと隣人の顔も知らないけど。
(2005年5月 パキスタン パスー)



遠い地にやってきたけど、ミニバスとしてたくさんの人を乗せ絶景を走る。東京より楽しかったり。
(2005年5月 パキスタン ギルギット)



いよいよ山に突入。落石の多い道で、不意にバスの天井に大きな衝撃音が走る。穴が開かなくて本当に良かった。
(2005年5月 パキスタン カラコルム・ハイウェイ)



宿のカーテンを開けた時に飛びこむ大パノラマ。カーテンを閉める前に散らばる大星雲。
(2005年5月 パキスタン カリマバード)



パキスタン第二の街はにぎやかな大都市。知らなかった誤解だらけの世界がひとつ近くなる。
(2005年5月 パキスタン ラホール)



すべてが大きすぎて麻痺してる。富士山とほぼ同じ標高差が3600mの山。
(2005年5月 パキスタン パスー)



偶然知り合ったお兄さんが家に招待し、家族みんなでご馳走してくれる。どこか心に壁を作っていたけど、旅人に対する歓迎だとあとで知る。
(2005年5月 パキスタン チラス)



日本だと不快に感じる乳牛の臭い。ここだととてもいい匂い。
(2005年5月 パキスタン ウルタルメドウ)



祈る方法は違っても、願いは変わらない。壊さないようにちょっとだけ参加する。
(2005年5月 パキスタン ユンズバレー)



パキスタンと中国を結ぶ山岳道路。最初は緑あふれる平地を走る。潜伏中のビンラディンとかなりのニアミス。
(2005年5月 パキスタン カラコルム・ハイウェイ)



町のすぐ裏には7400mのウルタル峰。町との標高差5000mで、すぐに首が痛くなる。
(2005年5月 パキスタン カリマバード)



"スズキ"と言えばタクシー。タクシーと言えば"スズキ"。
(2005年5月 パキスタン ラホール)



日本にあったらいいのにな、この"スズキ"。
(2005年5月 パキスタン ラホール)



パキスタンと中国を結ぶカラコルムハイウェイ。あと数十キロ進むと世界一標高の高い国境が待っている。
(2005年5月 パキスタン パスー)



時刻表のないバスを待つ。でも、ここのバス停はちっとも待つのが苦痛じゃない。
(2005年5月 パキスタン ギルギット)



ハードな移動だけどここでしかできない。"世界の屋根"の下をドライブ。
(2005年5月 パキスタン カラコルム・ハイウェイ)



羊の群れとすれ違い、振り返ると景色が飛び出した。教えてくれてありがとう。
(2005年5月 パキスタン ユンズバレー)



おじさんに言われた一言は、これから向かうフンザは素晴らしいから、この町のことなんてすぐに忘れちゃうよ。って、全くそんなことなくて、一生心に残る町になる。
(2005年5月 パキスタン チラス)



パキスタン最奥の地は素朴な村と山と氷河が並ぶ。それだけしかないけど、はるばる来たかいがある。
(2005年5月 パキスタン パスー)



日陰で冷たくなった大理石。クーラーのない街で、昼寝をするには最高の場所。
(2005年5月 パキスタン ラホール)



川が合流する場所に三大山脈ジャンクションと呼ばれる場所がある。とにかく3つの大山脈がぶつかるすごい場所。
(2005年5月 パキスタン カラコルム・ハイウェイ)



地元のおばあちゃんはテキパキ動く80歳。長寿の村で元気の秘訣を探す。
(2005年5月 パキスタン ユンズバレー)



谷を見下ろす場所に700年もたたずむお城。争いではなく人々の平和を見守ってきた。
(2005年5月 パキスタン カリマバード)



だんだん山の姿に驚かなくなっている。だけど、いつ見たって絶景なのは変わらない。
(2005年5月 パキスタン パスー)



村が点々と続くインダス川沿いの1本道。治安が悪い場所があるそうで警察車両がバスを先導する。ライフルを持った警官も護衛でバスに乗る。なんか景色と違って騒々しい。
(2005年5月 パキスタン カラコルム・ハイウェイ)


その辺のジェットコースターより断然怖い。ドライバーを信じて祈るだけ。(音声なし)
(2005年5月 パキスタン カラコルム・ハイウェイ)



パキスタンで一番長いバチュラー氷河。長い旅も終わり水に変わる場所。お疲れさま。
(2005年5月 パキスタン ユンズバレー)



大人も子供もカメラ写りたがり。
(2005年5月 パキスタン チラス)



みんな撮った写真を欲しいと言わない。だから逆にあげたくなるのは作戦か?
(2005年5月 パキスタン チラス)



馬、ヤギ、ロバ、ラクダ、象、牛、・・・。そこら中、サファリパーク。
(2005年5月 パキスタン ラホール)



道路から氷河が見える。コンクリートの塊より刺激的。
(2005年5月 パキスタン パスー)



地球のことを忘れ、井戸の中に没入していくのが都会生活。
(2005年5月 パキスタン ユンズバレー)



タクシー代わりのトラックの荷台に乗って1時間半移動する。あまりの寒さでしびれるほど冷えた手足を、素朴な食堂が温めてくれる。
(2005年5月 パキスタン カラコルム・ハイウェイ)



木陰に人が集まり、屋台が集まり、いつの間にか憩いの場。
(2005年5月 パキスタン ラーワルピンディー)



狭い渓谷にメキメキと音がこだまする。動きを見せない氷河だけど、確かに動いている。
(2005年5月 パキスタン ウルタルメドウ)



治安が不安定で夜間外出禁止令がでる。通りは明るい内にシャッターが閉まり、停電と強風でゾンビ映画の世界。
(2005年5月 パキスタン ギルギット)



道がふさがれ、まわり道。土砂崩れではなく氷河が押し寄せる。
(2005年5月 パキスタン カラコルム・ハイウェイ)



ここはおいしい空気の通り道。ヒンヤリした風が熱くなった脳を冷ます。
(2005年5月 パキスタン ユンズバレー)



雑さは本物の恐怖生む。車のむき出しエンジンを使って、高速絶叫観覧車。
(2005年5月 パキスタン ラホール)



民家の裏から延びるただの小道でさえ、最高の散歩道。
(2005年5月 パキスタン カリマバード)



小さな一歩。だけど生きるか死ぬか、とても大きな一歩。
(2005年5月 パキスタン パスー)



トラックを派手にする文化。そうそう日本にもあったっけ。
(2005年5月 パキスタン ラーワルピンディー)



派手に装飾したトラックも、長旅のせいで地味になる。
(2005年5月 パキスタン カラコルム・ハイウェイ)



目の前は旅番組じゃない。まずは、においを知るための深呼吸。
(2005年5月 パキスタン チラス)



ウルドゥー語はかわいらしくて優しい書体。文字と国民性ってつながりあるのかも。
(2005年5月 パキスタン ラホール)



野良牛と見つめ合い、だんだんお互いを意識する。どっちもぼっちの暇つぶし。
(2005年5月 パキスタン ギルギット)



白から黒に変わるのが氷河。
(2005年5月 パキスタン ウルタルメドウ)



道路は車が走る場所。この常識はここまで奥地にやってくると、あまり残っていない。
(2005年5月 パキスタン パスー)



いくつもの山を通り過ぎるうちに、緑もなくなり、景色も広大になってくる。見たことのない世界に突入。
(2005年5月 パキスタン カラコルム・ハイウェイ)



モスクではみんな裸足。日なたで熱せられた大理石に、濡れたタオルの細い道。落ちないように綱渡りする。
(2005年5月 パキスタン ラホール)



風の音しか聞こえない谷にミントの草のいい匂い。誰もいないユンズバレーは2時間だけの自分の庭。
(2005年5月 パキスタン ユンズバレー)



マイペースなヤギ達は、みんなを笑顔でつないでくれる。
(2005年5月 パキスタン カリマバード)



もし雲がなければ、垂直に延びるウルタル峰がそびえている。こうやって、また訪れたい場所が増えていく。
(2005年5月 パキスタン ウルタルメドウ)



何気もなしにくれる優しさ。お金では計れない、豊かな生活があふれている。
(2005年5月 パキスタン カリマバード)




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