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小さな国土、少ない人口、そして豊富な天然資源。つまりお金持ちの国ってこと。

砂漠の昼の暑さ、どこにでも現れる静けさ。

見かける度にじわじわ脳を侵食するランドマーク。

本物の遺跡でも、古さを装って造られた建物でも、観光客はどっちもウェルカム。

街を無個性にするのがコンクリートビル、って思っていたけど、それもお金次第ってことか。

白いモスクを最後に仕上げるのはいつも太陽。

砂漠の涼しい夜、つまり昼とは全く違う街。

大好きなイスラムのお土産たち。お土産市場で物欲崩壊。

シーシャをゆっくり深く吸いながら、あわただしい旅を振り返る。

ペルシャの遊牧民の絨毯、1点物のギャッベを探してもう10年。時間が延びるほど理想と値段は高くなる。

ビルに囲まれたせいで、お城は防御も存在も薄くなる。

にぎやかで長い夜。それでも0時を過ぎると夜を感じだす。

イランと仲が良ければ、ペルシャ雑貨を扱う店もたくさん並ぶ。

お金があれば新たな観光地は増えていく。

幻想のような街で幻想の時間。

どんなに機械化が進んでも、人の指先は無限の力が宿っている。

神からの啓示は繊細。

今は非対称にあこがれる時代。

空港の出発エリアに現れたのは、巨大な時差ボケ軽減エリア。

世界は何からも臆せずに動いている、ということを知れる巨大空港。
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