たった1本の橋が治安の良い場所と悪い場所を別ける。こっちは湖に浮かぶのどかな島の方。 虹を見つけた時のように。人間はカラフルなものに弱い。 気温も湿度も高くて汗が止まらない。地味な黒Tシャツが、派手な白縞模様のTシャツに変わっていく。 クーラーがほとんどない町で、18度に設定したホテルの部屋から物見する。 小さな島の頂上まで3分。達成感はすぐにやって来る。 湖沿いには安いのに優雅なレストランが並ぶ。こんな贅沢が日常って、今までが損した気分。 コーヒーの産地だからブラックコーヒーを飲みたい、なんて甘かった。甘くない本場グアテマラコーヒーは日本で飲むべし。 国旗の色はこの国にお似合いの色。 太陽が真上にやってくる時間。木陰は狭まくなり人口密度はどんどん高くなる。 焼いて食べる。世界共通の心躍る時間。 国境で両替し忘れて使えるお金がない。冷たいジュースを目の前にしてセルフ飢餓。 便利さを手に入れるって事は、ひ弱になるって事かな。 仕事終わりのビールもうまいけど、旅のビールもうまい。昼から晩までいい気分。