電車を降り立った一国の首都。拍子抜けするほど古風な世界。 360度ぐるっと回る。見足りないからぐるぐる回る。世界で最も美しい広場はスケートリンクなみ。 近づくたびに違う美しさが現れる。 人が行き交う広場の端っこ。ワッフル食べながら観察の一休み。 広場の中心はいつもよりロマンチックになれる場所。 ジュリアン君。小柄なくせして筋肉質。 近寄りがたき闇の大聖堂。 簡単に人を沈黙させるパイプオルガンの圧。 人間によって作られた下地、太陽によって完成。 きらびやかなヨーロッパ最古のショッピングアーケードは、店の外から眺めるだけの道。 後ろの車にぶつけて押してスペースを作る。縦列駐車って難しくないんだな。 コトコト、コトコト。車に足音を付ける石畳。 週末限定の蚤の市。たまたま出会ったモノがその先ずっとそばにいたりする。 にぎやかなレストラン街、接客も値段も豪快。 いつも気分を盛り上げてくれるのが景色の中の夕日。 お腹を空かす合図、街灯が街照らす。 チップをほしがる身動きしない銅像。ジロジロ機敏に動く目ん玉。 さすが本場、ゴディバ食べ歩き。 生クリームとフルーツに奪われた、わき役ワッフル。