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遠くから聴こえる豪快な音。まだ見る前から巨大さに気づく。
ほんの一部でも簡単にメインになれる滝。それでもクライマックスはまだまだ先。
期待をあおるのは霧にまぎれて姿を見せぬ滝。
水しぶきと轟音の中へと進む遊歩道。まずは完全防備の準備から。
カッパなんて意味をなさない場所が、みんな全身びしょ濡れの笑顔に変える。
世界一重さを持った水が塊となって落下する。ドッドッドッドッゴーーー!
ここで滝行をしたら一瞬で悟れそう。生きてればだけど。
人間がたどり着ける最奥の地。"悪魔の喉笛"と呼ばれる滝がうなってくる。
頭の中のイメージよりも人間って小さいよ。
カメラは防水ケース。
滝に興奮する。滝に癒されるって日本での話。
今落ちた水っ、雨となって川となってまた戻ってくるよ。
観光客に慣れた動物だけど、お互いの距離はいつになっても縮まらない。
特徴のない街は蒸し暑い街として記憶に残る。
対岸はアルゼンチン。アルゼンチン側はこちら。
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