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歩いても歩いても、博物館のような町続く。

平和でロマンを感じた今日、2500年分の1日になる。

オンとオフ、激しいのがモスク。

ある時は残酷な舞台にもなった広場。想像してもしなくてもいい時代。

モスク内部は空を見せるための場所。

目の解像度でとらえきれないパーツまで、美しさとなり主張する。

神と向き合う学校は、今は観光客と向き合うお土産屋。

"偶像崇拝の禁止"。描かれている偶像を認めてくれて良かった。

役目をなくしたお城。裏の展望台でワイロの小遣い稼ぎ。

建物の中で湧く泉。モンスターにやられた時はたぶんここ。

中央アジア最古のモスクは、人にもハトにもいいデザイン。

奇をてらい過ぎて親しみやすさ。

キャラクターの居ないテーマパーク的な町歩き。

知らない国の知らない道を、日没直前に歩くという心地よさ。

定石かのように、市場があるのは人が行き交う十字路。

想像もできなかった建物が、想像できる建物として増えていく。

気持ち高ぶるのは、売っている物が全く違う時。

宝石売り場に夢中な女性。後ろで突っ立ち見つめる男性。

過去と現在、ギャップに萌える。

怪しげなライトアップ、それがエキゾチック。

ビルのすき間より、モスクのすき間に見とれる夕日。

青とオレンジ、直線と曲線、光と影。美の原料そこら中。

ボコボコに痛んだ砂漠の道を500キロ移動する。乗合のタクシードライバーはラリーレースと勘違いする。
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