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王宮への門をくぐると、ただの広さから伝わる王の気配。 (景福宮(キョンボックン))
観光客が集まる柵の先には澄んだ無音。
初めて訪れたけどだいたい想像通り。
現代と変わらないメロドラマもいつしか歴史かな。
建物の華やかさがあっさり負ける、多様性あふれるコスプレ舞台。
微動だにしないで観光客のモデルになる。昔も今も大変なまま。
看板を見上げると、ここは外国だったなと思い出す。
(明洞(ミョンドン))
味と見た目のギャップが見つかる夜の屋台。
夜訪れてこの街の真の実力知る。
静かな小道に詰まった優しい個性。 (北村韓屋村(ブッチョンハノクマウル))
見晴らしがいいのは、たいていお金持ちが住むところ。
新しいものに囲まれながら古いものを残すって奇跡。
お隣りさんだから欲しい物だって必要な物だって似た感じ。つまり市場は買い物天国。 (南大門(ナンデムン))
地震が少ない国はアイディア増えるよな。
均等の中にも人にしか出せないブレがある。 (宗廟)
見つけたらちょっとうれしい隠れ模様。
真ん中は今はいない王の道。世の中には誰も通れない道もある。
真上に高速道路が走る暗い川だったとしても変われる。
道ばたに屋台。小腹に優しい街。
王様の離宮が質素だと、庶民に好かれた予感。 (昌徳宮)
古びた建物が若返る魔法、厚化粧。
多国籍の観光客。韓流ブームは世界中。 (仁寺洞(インサドン))
世界共通のくつろぎ方、目的のない川辺の散歩。 (漢江(ハンガン))
上から見下ろすと、さっきより身近な街になっている。 (Nソウルタワー)
地下鉄の駅にガスマスク。ここの平和ってときどき息苦しい。
展望台の上から見つけたのは、素敵な都会のすみっこ。
数年前に放火で全焼した南大門。何もない、っていうタイミングも貴重かな。
再建した南大門はあっという間に馴染んでいる。
旅の始まりと終わりを告げるのがソウル駅。
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