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線路に沿って広がる市場。この国のおもしろさをまた1つ発見。
小さな入口見っーけ。かがんで秘密基地にとつにゅう!
今までの常識が全く通用しない。だから旅っておもしろい。
ありふれた長い年月は、磨きあげられた貫録を作り出す。
ルールは大切だけど、1つ自由を失う。という事でもある。
1日数本のための駅は、列車に乗るより一休みするための場所。氷たっぷりのマンゴーシェイクで再起動。
ここの線路は何度も何度も脱線してしまう。
青い血が流れるカブトガニ。沖縄で食べたけど、おいしさより怖さが強すぎる。
太陽を遮る布は、臭いをとじこめる布でもある。南国の市場特有の嫌いじゃない匂い。
あと5分もしたら列車が通る場所。絶対マジックでしょ。
その時はあっという間に訪れる。市場は真っ二つに割れ、奇跡の道ができあがる。
おっさんがジェスチャーでもっと下がれと教えてくれる。店先のパパイヤが事故に合う。
一瞬で日常へと戻る。唯一しぶとく残る警笛音で余韻にひたる。
のんびりしたタイ人だらか、あまりの素早さに驚いた。見慣れないテキパキ。
1日数往復だけのお楽しみ。
線路の上、水の上、どこだって商売を始められる。
座っているだけで次々買い物できる。画面に向かって買い物するよりはおもしろいかな。
きれいな花に気付く、かわいい祠に気付く、昼寝中の無防備な犬に気付く。手漕ぎのボートっていいスピード。
人々の生活が変化すると、人々を救う方法も変化する。水上での托鉢も徳をつめるかな。
昼寝して、時々仕事して、昼寝して。
どんぶらこ、どんぶらこ。スピードボートの駆け抜ける波がいい気持ち。
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