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幻の都市を探して、行く手をはばむ断崖へと足を踏み入れる。

まだ歩くの、と思うこと5回。1時間が経った頃、正面から光と風。

期待をさんざんあおって突然現れる。そりゃみんな惚れるよな。

頭の中は、映画インディ・ジョーンズのテーマ曲が止まらない。

ちょっと太っている、聖杯も持っていない。薄目でインディジョーンズ!

数千年前を見た現代人なんて1人もいない。歴史という作り話を信じているだけかもな。

実は過去を知っている。あの中にはトランスフォーマーが隠れている。

"世界の果て"と呼ばれる場所は、荒涼の世界が果てなく続いている。

はいつくばって腕を伸ばす。カメラだけが知る恐怖。

ここが限界。崖ギリギリに立ったつもりだったけど。

あちこちに残る遺跡。きっとどこかで使える"開けゴマ"。

砂漠で生きる人、都会で生きる人。それぞれに、かっこいい場所がある。

地球っぽく見えない景色が一番地球らしかったりする。

気まぐれという自然の法則。

宝石と地層、ってけっこう似た者同士。

小さな町の小さな食堂へ、おいしくて3回通ったらもう常連。

砂漠の道は眠気の道。
遺跡とファーストコンタクト。
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