車やバイクが激しく行き交う首都。発展の渦の中でグルグルまわる。 今の街のイメージだってすぐに古くなる。数十年前の内戦なんて遠い過去。 暑いしうるさいし空気も悪い。だとしてもクーラーのきいたタクシーよりいつも三輪タクシー。 知らない国の市場。ごちゃごちゃしている程好きになる。 知らない言葉は心地よいメロディーで降ってくる。 食用の昆虫から派手な宝石まで、何もかもが無造作。 想像できない味がほぼすべて。 街に埋もれたお寺にあるのは親しみやすさ。 質素な家々の真横に、ドカンと日本が造った巨大コンクリート橋。 木に咲く花が気になるのは、桜のせい。 車の限界ってどこだろう。 100人乗っても大丈夫。なわけないよ。