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初めて見る3千を越える仏塔。思考が止まるほどのインパクトで現れる。
千年前の現実は、いまだにウソみたいな現実。
こんなにすごい場所が長らく世界遺産になれなかった。やっと2019年に登録。
昼下がりの木陰は存在感を増していく。次の木陰は過去へと通じる門の先。
欲張ってたくさんの願いを持ってきても、次から次に聞いてもらえる場所。
昔より驚きが減った時代、というわけでもない。
かわいい掛け声で馬を操るおじちゃん。一日中聞いたおかげで忘れられない声。
仏塔をいくつも巡る。一瞬で過ぎ去る旅人は記憶があいまいになっていく。
ヒーローっぽい仏さま。多めに願い事しておこう。
穴が開いた壁に無数の仏像が並ぶ。仏像と出会った回数、大幅に更新。
終わりが近いことを意識すると、見えなかった姿も見えてくる。
寺院の敷地は屋外から裸足で入る。外のタイルは泣きたくなるほどの高温で苦行。
良い環境が良い人を作りまた良い環境になる。優しさは繰り返される。
暑さでHPが切れかける。あの宿屋で休んでセーブしよ。
そもそもまわりの景色も素敵なんだよな。
思いつきのクルージング。思いついて正解。
人の数だけ仏陀はいる。イケメンだったり、たまには怖かったり。
鮮やかな空。仏塔は見上げるきっかけづくり。
金色の物体に価値を持たせた人間。現代は煩悩だらけ。
寺院はおしゃれをしていく場所。大切なものがシンプルだとみんなが笑顔でいれる。
川の横の仏塔は灯台がわり。
美しさの主導権はいつだって太陽にある。
日が暮れてしまう。たまには立ち止まって今日を振り返る。
雲で完璧な夕日が見れなかった。こうやってまた訪れたい場所が増えていく。
日の出まで宇宙が主役になる時間。
ごちゃごちゃ入り組んだ市場は先が読めない。冷静を装っているけど心の中はドキドキ。
騒がしすぎない、静かすぎない。それが居心地の良さ。
トラックの荷台は無限の可能性を秘めている。
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