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10年前に首都の座をゆずった街。でも、そんなの関係なしに大発展する。
小高い丘の上で大役を担う。巨大な仏塔はミャンマー最大の聖地。
国が変われば参道も変わる。縁のない仏具土産が並ぶのは一緒かな。
金メッキってかなりの軽量級。本物の金が放つ輝きに驚いた。
競い合うかのように、人の願いは仏塔に姿を変える。
何かを祈る。その姿はどの仏塔より美しい。
世界中の宗教って、高い塔に意味を持たせがち。
何の違和感もなく一緒に祈る。同じ仏教国に生まれたおかげ。
どんな姿勢をしていても同じブッダ。だったら座ったブッダに祈りたい。
ちょっとよそ見をしても願いは届く。便利な祈りの場。
遠い存在だった金。これからはド派手に輝く存在。
涼しい風と冷たい大理石。日が暮れた寺院でクールダウン。
祈っていてもボーっとしていても、ここでは誰もが幸福感。
派手な存在でもあり、落ち着く存在でもある金。
塔の中心にある見るだけで願いがかなう像。外人は直接見れないけど、画面越しに少しでもかなうといいな。
東南アジアだけど東南アジアっぽくない。仏教に熱心だから心にゆとりができるのかな。
裏道に入ると、蒸し暑さと匂いと人がごちゃ混ぜ。やっぱりここは東南アジアらしい。
びっくりするのは最初だけ。ダルマみたいに当たり前の存在になっている。
オープンカフェって心地いい。オープン床屋もきっと心地いい。
日本で活躍した勲章をわずかに残しつつ、新たな人生歩んでいる。
平和が守られている安心の市場。いつでもトランスフォームしてくれる。
やる気のない店員。そんなのんびりとした空気が大好きなんだよな。
巨大な迷路になった市場で、なぜか同じ店ばかりに戻ってくる。催眠術か運命か。
人と車が行き交う混雑の中心地。ここには野菜が似合わない、なんだかそう思う。
スーパーって便利だけど、便利じゃない買い物もいいんだよな。
見つけた時に嬉しくなるのが聖地の光。
路上の小さな屋台で夜ご飯。初めての外人客でうれしそうな店主。そんな素朴な姿にこっちまでうれしくなる。
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