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昔は世界の半分がここにあると絶賛された街。今は世界が大きくなりすぎたけど、少しでもこの世界が残ればいいな。
いろんなフィルターを通して見てしまうけど、コンクリートも化学染料もない時代。どんどん美しさが迫ってきた。
宮殿から眺める世界遺産の広場。世界の半分が手の中におさまった。
そうそう、土は茶、空は青。シンプルなくせして美しくなる秘訣かな。
端から眺めたり中心から眺めたり、座って眺めたり寝転がって眺めたり。いつまでたっても本能の欲求が止まらない。
中心から翼を広げた巨大な孔雀が天を舞う。あまりに優雅な飛び方だから首の痛みを忘れてた。
便利な世界もいいけど、便利じゃない世界もいいんだよな。
失敗できない型ぬき作業。成功したから屋台で景品もらえたかな。
知っているようで知らない。似ているようで似ていない。エキゾチックはここから生まれている。
世界の端から中心を眺めてみると、やっぱりとんでもなく広かった。
いくつもの気まぐれや思いつきでここにやってくる。まだまだ見るべき場所ってたくさんあるな。
シンプルな形とシンプルな色にした理由。最後の仕上げは太陽に譲るってことか。
橋を渡って優しい光を楽しんだり、橋を見ながら芝生でお茶を楽しんだり、珍しい外国人をお茶に誘って楽しんだり。
雑貨屋として記憶された言葉、これからは喫茶店を表す言葉も含まれる。チャイハネでチャイと水タバコを満喫。
世界遺産の広場のそばには別の世界遺産。さすが世界遺産が宝庫の国。
見えなかった繊細な模様がどんどん形になって現れる。壁に近づくほど驚きが増していく。
美しさってそこら中にあふれている。偶然だけど気づけてよかった。
未知なる形は実はシンプルに作られる。ブラックボックスじゃなくなったから、今まで以上に驚けそう。
暑い昼下がりのお休みタイム。そんな時間に買い物したがる外人のために、店をあけ親切に使い方まで教えてくれる。
チャイを飲んでいると隣の人が話しかけてくる。優しい人々と優しい光に包まれて、お茶一杯から始まる夢の時間。
全く前に進めない市場。手作りで魅力的な工芸品だらけで1軒1軒見とれてしまう。
広場を取り囲む広大な市場。衝動買いをしないと二度と出会えない。
カンカンと心地よい音が鳴り響き、出来たてほやほやの新鮮な商品が並ぶ。
毎日使う商品を誰が作ったか知っている。なんかシンプルでいい世界。
女性は肌や髪や体の線をだしてはダメだけど、みんなおしゃれと戒律のラインで攻防中。今はおしゃれが少し優勢かな。
ペルシャ更紗(さらさ)。今まで知らなかった言葉は、心地のよい響きとサラサラした布のおかげで安らぎの言葉になる。
一瞬で情報をつかめるのもいいけど、一瞬じゃ理解できないのもおもしろい。
ドームの中心から発せられる自分の声や音は、イヤホンで聞いているように脳に響いてくる。
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