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チチカカ湖に面した町は、巡礼者と旅人が集まる聖なる地。

標高3800mのギラギラした太陽は、すべてのものに青色を足す。

微細なホコリやPM2.5までもが無いとわかるここの空気。

木陰のテーブルで魚料理の昼ご飯。こんなことに幸せを感じられるのが旅。

犬の群れが追いかけごっこをして遊んでいる。近づいてくるたびにビビる平和かな。

ここでの暮らしは一週間で飽きる気もするし、一生飽きない気もするし。

湖の青も空の青も宇宙寄りの青。

コパカバーナのまわりはもっと素朴な町。

湖の上でなんとか集まって雲。

"手が届く"の10倍くらいで手が届く。

一瞬で過ぎ去らない広大な車窓。だから絶景の中でひと眠り。

ペルーとボリビアの国境は緊張感の無いのんびりした所。こんな国境が増えると世界は平和かな。

ボリビアに入国して最初の景色を前に、なんだか素敵な国にやって来た。

かっこいい名前に染まっているよ、インディゴブルー。

チチカカ湖が1番狭まる場所を船で渡る。橋がない、っていうのが楽しい時間。

乗客全員降りて、バスだけ渡し舟に乗る。大事なカバンがどうか沈みませんように。

自分には見えない輝きが、いつもどこかで美しさを放っている。
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