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世界遺産の街。世界で2番目に標高が高い街。現役の鉱山の街。小さな街は魅力が多すぎる。
標高4000mの街は雲が落ちていく。
バスで深夜に到着し、不安な中やっと見つけた宿。嫌な顔一つしない歓迎が、街の第一印象を決定する。
地球の真裏で故郷を思う。道ばたに貼ってある映画ポスターは渡辺謙。
この街にあふれる喧騒は、静寂の成分も含んでいる。
石畳をコトコト走る車。元気に走り回る子供達。ここが富士山より高い場所なんてすぐに忘れ去る。
澄んだ空気のなかを鋭く鐘。
おしゃれなレストランからも、若者が集まる通りからも、いつも見えるのが鉱山。
こっち側から見ると平和な景色。あっち側の鉱山から見ると無事に帰れた生還の景色。
急斜面の屋根を慎重に降りる。もし止まらなくなったら、隣の家まで大ジャンプしよ。
森林限界や動物が住める高度って合っている?広場には鳩が集まる見慣れた景色。
とにかく目立つ。教会の大事な役目。
様子が違ういつもの空。
薄暗い教会の見学から中庭にでると、解放されし主人公。
強烈な日差しの昼下がり。シエスタの国は人も犬も至福のお昼寝タイム。
激しい乾燥のせい?生肉や果物はすぐにドライ?市場特有の匂いがしない。
カラフルな古い街にはカラフルな古いフォルクスワーゲンが似合う。
ひらがなや漢字をたくさん見かける街。選ばれし民族の旅人は日本語のカーナビを英語に設定してと頼まれる。
強盗は怖すぎて中に入れない、造幣局の入口。
普通の街より過酷な環境。人々がたくましく見えるのは気のせいじゃない。
バスを待つ時間、意味がわからない客引きの言葉の響きは心地よし。
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