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標高3700mの世界一平らな大地は、世界一何もない塩の大地。

誰もいない、生物もいない、匂いも音もない。揺れ動くは心だけ。

乾いた落ち葉のように、音が鳴る結晶を目がけて快感のザクザク。

雨季に訪れると雨が薄く溜まった鏡の世界を見れる。タイミングを外して手鏡の世界。

塩湖にたたずむホテルは壁から椅子からすべてが塩で造られる。でも味見はしたくなくなる黒砂糖色。

ホテルは電気も水も無くてトイレも破滅的。宿泊客は少ないのに不思議と日本人は多いそう。そんな物好きな日本人になってみる。

音を吸い込んでいるのはたぶん塩。

この日泊まったのは日本人3人だけ。ものすごい数の星と日本語だけがあふれる夜。

ホテルの周りから散策開始。でも一瞬で気づいてしまう見渡す限り何もなし。

道なき道をローカルバスは迷いなくまっすぐ進む、という謎。

非日常の中にも日常はある。でも洗濯物が一瞬で乾く日常ってやっぱり非日常。

簡単に手にできる!スモールライトandビッグライト。

何も変わらない場所で、今日が終わる合図だけはドラマチック。
ここに存在するものは太陽と太陽以外。

人生で1番背が伸びた。

今日だけは独り占め。明日はみんなを照らしてね。

宇宙まで感じる瞬間。

陸は地平線の下からじわじわ現れる。

出発した瞬間に40キロ先の目的地が見えている。目的地だけが少しづつ大きくなるドライブ。そりゃ、ドライバーだって誰だって眠くなる。

やっと見つけた違う色、になんだかホッ。

変わった塩の湖に浮かぶ島はやっぱり変わっている。

想像もできない景色と出会うたびに、旅を好きになる。
360度回ってみても知っている景色なし。

かわいらしさにもトゲはあり。

立体感を奪う白。小さな丘に見えても、そびえる山らしい。

フラミンゴ、ピンクにおめかし中。

ん〜ハンドパワ〜。手を水につけて外に出すと、一瞬で手は真っ白。
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