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 町の中心の広場は即席の故郷になる。何度離れても居心地いいから戻ってくる。
 
 
 
 
  
 石畳の上を必死でコトコト走る。やっぱり古い町並みには車の居ない姿があってるな。
 
 
 
 
  
 もし道に迷っても、背伸びをした教会が救ってくれる。
 
 
 
 
  
 店に並ぶ初めて見る商品。そんな店がたくさん並ぶから物欲は爆発する。
 
 
 
 
  
 西暦2000年を経て、神は24時間無休になる。
 
 
 
 
  
 子供のころ楽しかった広場は、大人になっても変わらず楽しいってこと。
 
 
 
 
  
 曲がり角を曲がる度にカメラを取り出す。次から次に撮りたい症候群。
 
 
 
 
  
 古い物を大切にする人に与えられる称号、世界遺産。新しもの好きには無理だね。
 
 
 
 
  
 薄暗い喫茶店から外に出ると、まぶしすぎる太陽が目の前を黄金郷に変える。
 
 
 
 
  
 もうすぐ宿に着ける安心感と、もうすぐ宿に着いてしまうさびしさ。夜の町歩きも悪くない。
 
 
 
 
  
 人間はいい景色を求めて、坂に住みたがる。
 
 
 
 
  
 小さな町の小さな市場、活気がないのが良いところ。旅人だってたまには静かにまわりたい。
 
 
 
 
  
 のっそりと進む貨物列車、警笛を響かせながら夕暮れを次の場所へと運んでいく。
 
 
 
 
  
 いつもと同じ夕日なのに、いつもと違う夕日。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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