漢字を使えるおかげ。ここは"石林"という地名に過不足なし。 迫力ある景色、写真で迫力がでるとは限らない。 巨大迷路とアスレチックを合体。エクササイズ観光。 透明度ゼロの池。長い時間のエキスが溶け込みすぎている。 観光客だらけの大石林を抜け出すと小石林。名前は小さくても大パノラマを独り占め。 誰一人いない場所だから一瞬安心できる。目の前を歩く巨大親子。 大地を見上げて気づく。いつも地球の端っこに住んでいる。 地中深くもぐったり、横向きで狭い階段を登ったり、不安と興奮の大冒険。 壁の落書きは貴重な記録、紙やハードディスクより未来に残る。 トウモロコシをつるす村。稲を走る車に脱穀させる村。牛を居間の真下の階で飼う村。世界はやっぱり広い。 昆明ってそうそう駅がおもしろかった場所。現実と思い出は駅でつながっている。 夕暮れ時、みんな荒々しく家へと帰る。