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チベット情報
首府 ラサ
国土 日本の約3倍
人口 約330万人
年収 約65万円
宗教 チベット仏教
こんにちわ タシデレ
渡航時期 2007年11月
渡航回数 1回
チベットへの道のり
名前は知っていても、あまり馴染みないのないチベット。どんな所でどんな状況に置かれているかは微かに知る程度でした。
そんなチベットとの最初の出会いはネパールを訪れた時でした。
ポカラという街でたまたま訪れたチベット難民キャンプ。なぜ難民なのかは理解していませんでしたが、チベット文化に無性に興味が湧きました。
それから3年後、チベット亡命政府が置かれるインドのダラムシャーラを訪問。中国侵略の歴史を深く知り、またチベットが好きになりました。
その後はダライラマ14世の日本講演に行ってみたり、チベット関連のDVDを買ってみたり。
そしてさらに3年後、やっと今回チベットへ行く事ができました。その上、開通してまだ1年しか経っていないチベット鉄道にも乗れました!
そんな思い入れもあり、チベットでの滞在はほんとうに夢のような日々でした。初めて見たり体験する事ばかりで、滞在した2週間弱はあっという間に過ぎ去りました。
なかなか自由旅行をするのは難しいチベットなのですが、鉄道や飛行機で簡単に行けるようになったし、またいつか必ず訪れたい場所です。
チベットの情報ですが、
今現在(2007年)、外国人はチベット自治区内を自由に旅する事ができません。
まず、チベット自治区内に入る為には入域許可書が必要になります。個人での取得は難しいようなので、旅行会社経由になります。
また、入域許可書を取得するには中国ビザも必要です。
15日間の滞在まではビザが要らなくなりましたが、チベット自治区へ行く場合は日数に関係なくビザが必要です。
そして、入域許可書を取ればチベット自治区内を自由に旅できるわけではありません。訪問できる場所が限られていて、ラサとシガツェ(チベット第二の街)とその周辺の一部しか訪れる事ができません。
それ以外の場所は、別に外国人旅行書を取る必要があります。
入域許可書はチベット自治区内へ入る為に必要。外国人旅行書はチベット自治区内を旅する為に必要、といった感じです。
外国人旅行書が無いのに、指定された地域以外を旅していると公安(警察)に捕まります。外国人の不法滞在のチェックが厳しいエリアもたくさんあります。
もし捕まった場合、というか捕まってしまったのですが、罰金500元(約7500円)。移動中だとバスやタクシーの運転手にも、外人を不法に乗せたという事で一人に対して100元ずつを払っていました。そして捕まった本人はチベット自治区外へ帰されます。
外国人旅行書を取得するには現地のツアーに入る必要があります。その為、ローカルバスで数百円で行ける場所も、車をチャーターしないといけないので、数万円かかってしまいます。
ちなみに外国人旅行書や入域許可書が無くても旅できたという人はたくさん居るので、季節や時間帯、政治情勢や地域などで状況は変わると思います。旅する前や現地での情報収集は必須だと思います。
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