|
|
もうすぐ昔話かな。中国が来るまで何代ものダライ・ラマが住んでいた。 (世界遺産のポタラ宮)
見逃してしまうような小さな事にも気づく、ここはシンプルな世界。
標高4200m。宮殿への道のりは、神聖さと急坂が足を重くする。
パタパタと響きわたる窓の布。心までさらう清らかな風。
ポタラ宮内は撮影禁止。各部屋に監視カメラとマイク。監視員もたくさん。平和な場所をあえて物々しくする。
誰も見た事のない輪廻から解脱した世界。最高の想像力で描かれる。
1時間ぶりのまぶしい世界。極楽よりまだこっちの方が好きみたい。
富士山より高い場所、激しく乾燥した大地。過酷な環境があるから、幸せに生きる方法を考える。
中国の1つの地方都市になっても、今はまだ個性を守り抜く。
主が戻ってくる日を願い、五体投地に祈りをのせる。
ここにある色は、にぎやかな街の色より心を刺激する。
チベット仏教の聖地ラサ。その中でも1番の聖地。お寺の入口は一心不乱の五体投地。 (世界遺産のジョカン寺)
霊感持っていないけどパワーが強すぎる。内部は飲み込まれるほどの熱気が渦巻いている。
ここまで人々を突き動かす原動力はなんなのか。その意味を知ったとき熱くなる。
チベット仏教って、言っている内容は量子力学と同じ。心の科学と呼ばれる教えは、知れば知るほどおもしろい。
なんでだろう。どの宗教も祈る姿は美しさを含んでいる。
聖地を1周する巡礼路は一日中にぎやか。今日もモーニング巡礼でいい目覚め。
朝ラッシュ。巡礼も通勤も生きるため。
昨日会った人と再会したり、土産屋のおじさんと再会したり。1周1キロの巡礼路はどんどん楽しい道になる。
熱心な人は五体投地でまわる。おでこには勲章のたんこぶ。
お土産屋に並ぶのは種類豊富な仏具たち。巡礼客と観光客は欲しいもの違うよね。
晴れだと暑くて曇りだと寒い、山の天気と同じ標高4千メートル。全天候型の便利な民族衣装。
手入れの行き届いた建物。その周りにはたくさんの花と小動物。準備万端、いつでも帰ってこれる。 (世界遺産 ダライラマの夏の離宮ノンブリカ)
ダライ・ラマ14世が当時座っていた椅子やベット、風呂場やレコード。無言のお布施あり。
寺院で問答の修行中。やじ馬だからほのぼの楽しめる。
ラサはすでにチベット人が少数派。今でもインドやネパールに亡命する。
大部分を占める中国人が住むエリア。建物の合間から見える山でラサ実感。
日本は醤油くさい。インドはスパイスくさい。チベットはヤクのバターくさい。それぞれの国が持つ文化の匂い。
チベットの定番料理は、麦の粉をバター茶で団子にコネて食べる、のみ。ここに住むのは無理。
チベットで売られている酸素入りの水。効き目があるかは謎のまま。
|
|
|