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チベット最大の仏塔と丘の上の要塞。標高4千メートルの小さな町は個性を放つ。
100年前に争いの場になったという話、すでに神話っぽい。
雲ひとつない平面空。砦は見上げる楽しみつくる。
荒れた呼吸が耳から消える。急な階段を登りきった一番上。
景色を眺める一瞬の1時間。時間の流れは平等じゃない。
片方は田舎暮らしにあこがれ、片方は都会暮らしにあこがれ。まずはどっちも見れる側でラッキー。
ちょっとしたヒラメキが、人々を魅了するのかも。
8階建てで全77部屋。全室、壁画と仏像付き。
あこがれさせるための豪華な世界。
暗さ、静けさ、バターくささ、神経をするどくさせる。
天国は地獄があるから存在する。幸せは苦しみがあるから存在する。
繊細に造られた仏像や壁画。たくさんあると飽きずに見る修行。
ガイドが居ないと3秒。ガイドが居たら10分。マンダラは見方次第。
自分たちの日常って、心が戦争状態の中で生きている。
ときどき馬の足音が響き、ときどき子供達の笑い声が響き。静かな町。
いつでも餌が食べられる全自動システム。
のどかだモ〜。
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