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インダス川上流に点々と寺院が続くエリア。現れるたびに中へと引き寄せられる。 (ティクセゴンパ)

寺院のてっぺんに町の番人。平和だな。

薄暗い部屋で朝の長いお経。途中で逃げ出すと、世界の清々しさに驚いた。

2階へ登る。大仏を見上げるのではなく見つめ合う。

どんなに踏みつぶされても夢をかなえるゾウ。

世俗にどっぷり浸かる。真理ははるかに遠い。
旅人にもバター茶をふるまってくれる。おかわりは、無償の優しさと苦手な味、の間で葛藤する。

ひとり占めするにはもったいない、静寂の寺院にひと目ぼれ。 (チェムレゴンパ)

寺院の屋上はいつも絶景。

なにげなく後ろを振り返ると、危ない、見逃すところだった。

インド亜大陸の暴走が止まらない。ユーラシアのシワはどんどん深くなる。 (へミスゴンパ)

ただの砂に美しい絵を錯覚する。

五体投地の祈りをまねてみても、周りの目を気にして雑念だらけ。

今日のラッキーアイテム発見。

大自然はときどき感情を支配する。 (スタクナゴンパ)

エキゾチックな片りんわずかに見せる。始まったばかりのインダス川。

ファインダーから顔をあげると、袋小路の断崖絶壁。 (シェイゴンパ)

快適な地で暮らすのは強い人。標高の高い場所や、島に住む民族って大抵優しい。

遠くまで見渡せる寺院は遠くからも見つけられる。

旅の最後の寺院。時間はどんどん過ぎて柱にしがみつきたくなってくる。

小さな村と1切れの雲の影、大きさ同じ。

砂利道をガタガタ。高山病で頭ガンガン。アクセル控えめプリーズ。

カシミヤ。名前は本来の由来思い出す。

GPS時計で刻一刻と高度が上がる。頭痛でもだいたいわかるけど。

見上げると深い青。天気雪がちらちらと。

標高5360mの峠は人生最高到達点。景色は普通だけど歩いてすぐわかる異常。空気薄っ。 (チャンラ峠)

峠のお寺から鐘の音。荒れた息づかいまで一緒に透き通る。
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