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桃源郷に似ているという事で、2001年に町の名前を改名。漢字で香格里拉、山にもでかでか宣伝。
この街もそうだし、家の布団の中もそう。幸せを感じる場所はどこでも桃源郷だな。
チベットのラサからバスで千数百キロ、初めてたどり着く大きな街。雲南省だけどチベット文化圏。
素朴で素敵な人達が多いから、町並みも素朴で素敵。肌寒い空気を笑顔が暖める。
大きさもちょうど良い。雰囲気もちょうど良い。人の優しさもちょうど良い。ここに住みたいな〜。
365日毎晩19時になると、老若男女が100人以上集まってダンスパーティーを始める。町の広場がクラブに大変身。
1回まわすと1回お経を読むのと同じマニ車。巨大マニ車を地元の人と協力してなんとか回す。一生分の徳つめた。
町のはずれにはチベット寺院。修行僧を見ていると、物が無くても幸せはたくさんあるな。
寺院は線香でお祈りできる。チベット仏教とは違うけど、チベットと中国が歩み寄る。
ロウで作られた飾りは溶けてなくなってしまう。もったいない、と思うのは修行が足りないか。
仏教の絵や仏像。キリスト教の絵画や教会。イスラム教の幾何学模様。宗教は名もない偉大な芸術家をたくさん生んでいる。
国が変われば大仏も変わる。
チベット自治区では外で名前すら出せないダライラマ14世。雲南省では写真が飾られ、大きな違い。
バスがないからのんびり歩く。そんな時に、素敵な人や素敵な景色に出会えたりする。
野良馬の集団が堂々と走る道。次に来る時もこのままでいてほしい。
街の名前に疑念があったけど、雄大な景色とのどかな暮らし。確かにここはシャングリラかな。
町おこしの為だと思ったけど違う。歌と踊りを愛する民族。
健康的でもあるし、出会いの場でもある。だから年寄りも若者も関係なく参加する。
都会はおもしろいけど、質素な社会だっておもしろい。
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