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パキスタンと中国を結ぶ山岳道路。最初は緑あふれる平地を走る。潜伏中のビンラディンとかなりのニアミス。
いよいよ山に突入。落石の多い道で、不意にバスの天井に大きな衝撃音が走る。穴が開かなくて本当に良かった。
村が点々と続くインダス川沿いの1本道。治安が悪い場所があるそうで警察車両がバスを先導する。ライフルを持った警官も護衛でバスに乗る。なんか景色と違って騒々しい。
だんだん谷も深くなる。道も悪いし、ガードレールもないし、追い越しもどんどんするし、恐怖の道。
その辺のジェットコースターより断然怖い。ドライバーを信じて祈るだけ。(音声なし)
いくつもの山を通り過ぎるうちに、緑もなくなり、景色も広大になってくる。見たことのない世界に突入。
いつの間にか、7、8千メートルの山に囲まれた道。
川が合流する場所に三大山脈ジャンクションと呼ばれる場所がある。とにかく3つの大山脈がぶつかるすごい場所。
派手に装飾したトラックも、長旅のせいで地味になる。
フンザ川沿いは緑があふれ秘境感が満載。
タクシー代わりのトラックの荷台に乗って1時間半移動する。あまりの寒さでしびれるほど冷えた手足を、素朴な食堂が温めてくれる。
旅から5年後に大規模な地すべりが発生。巨大な天然ダムのせいで、村や道が十数キロ水没する。地図。
道がふさがれ、まわり道。土砂崩れではなく氷河が押し寄せる。
左側は落石危険地帯、右側はいい景色。首がこる車窓。
ハードな移動だけどここでしかできない。"世界の屋根"の下をドライブ。
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