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2つの氷河に挟まれた小さな谷。パスーから5時間半の至福のトレッキング。

標高8000mの山の頂きから目の前の2500mまで。畏怖も含まれるパスー氷河。

ここはおいしい空気の通り道。ヒンヤリした風が熱くなった脳を冷ます。

風の音しか聞こえない谷にミントの草のいい匂い。誰もいないユンズバレーは2時間だけの自分の庭。

羊の群れとすれ違い、振り返ると景色が飛び出した。教えてくれてありがとう。

祈る方法は違っても、願いは変わらない。壊さないようにちょっとだけ参加する。

見えそうで見えない空の奥。

知らない世界ってまだまだたくさん。短い人生で少しでも多く見れたらいいな。

パキスタンで一番長いバチュラー氷河。長い旅も終わり水に変わる場所。お疲れさま。

地元のおばあちゃんはテキパキ動く80歳。長寿の村で元気の秘訣を探す。

滑りやすい急坂を下りていると、登ってくる団体に遭遇。さすが、登山名人のヤギたちは軽やかな足取り。

ロバ親子は近づいても隊形を崩さない。プラスチックの作り物じゃないよね?

時々、命の危険を感じる滑りやすい道。地元の住人ガイドで安心の道。

地球のことを忘れ、井戸の中に没入していくのが都会生活。

村へと伸びるポプラ並木が生還を祝ってくれる。短い冒険はあっという間に終わり。
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