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パキスタン最奥の地は素朴な村と山と氷河が並ぶ。それだけしかないけど、はるばる来たかいがある。

すべてが大きすぎて麻痺してる。富士山とほぼ同じ標高差が3600mの山。

人口800人ほどの村は、みんな全員の顔がわかるそう。自分の国だと隣人の顔も知らないけど。

都会と比べて不便。だけど便利な知恵はあふれている。

単純で些細な事が、簡単に心を揺らす場所。

気分はインディジョーンズ。200メートルほどのつり橋は、風が強い日は絶対渡れない。

地元の人にとったらなんとも無いんだろうけど、こっちは命がけ。

小さな一歩。だけど生きるか死ぬか、とても大きな一歩。

パキスタンと中国を結ぶカラコルムハイウェイ。あと数十キロ進むと世界一標高の高い国境が待っている。

道路は車が走る場所。この常識はここまで奥地にやってくると、あまり残っていない。

道路から氷河が見える。コンクリートの塊より刺激的。

だんだん山の姿に驚かなくなっている。だけど、いつ見たって絶景なのは変わらない。

意味のない時間も夢中になれるのが旅。小石を集めてダムづくり。

1杯のチャイ休憩。全身脱力も味わう豪華な時間。
氷河生まれ。キンキンに冷えた水。(音声なし)
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